小鹿野高校の佐藤彩泉さん(右)に自転車用ヘルメットを手渡す小鹿野署の佐藤忍署長=県立小鹿野高校(同署提供)
小鹿野署は自転車事故防止の一環として、県立小鹿野高校の生徒に自転車用ヘルメット計9個を贈呈した。佐藤忍署長が、同校生徒会長の3年佐藤彩泉さんにヘルメットを手渡した。
ヘルメットの贈呈は、県指定自動車教習所協会と県警が、2023年度から取り組んでいる「自転車ヘルメット着用促進連携事業」の一環。今回は、同協会が県警に780個のヘルメットを提供し、県内各署が春の全国交通安全運動期間に合わせて、住民らにプレゼントしている。
昨年1~12月の小鹿野署管内で発生した自転車乗用中の事故計3件のうち、2件が高校生だった。いずれもヘルメット未着用だったことから、同署は高校生への寄贈を決めた。
佐藤署長は「自転車乗用中の交通事故の約5割が頭部に致命傷を負っている。まずは若者が率先してヘルメットをかぶり、自転車利用者のお手本になってほしい」と話していた。
=埼玉新聞2025年4月25日付け15面掲載=
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