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陸上県学校総体高校の部12日から

女子は埼玉栄勢に注目
男子110障害 高レベルの混戦か

 陸上の県学校総体高校の部は12日から4日間、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で男女計41種目が行われる。各種目とも上位6位(競歩は5位、混成と女子の棒高跳び、三段跳び、ハンマー投げは4位)までが中国地方(陸上=7月25~29日・広島)で開催される全国高校総体の最終予選となる北関東大会(6月13~16日・栃木)に出場する。好記録が期待される選手を中心に大会を展望した。

 

女子3000㍍で好記録が期待される埼玉栄の福山若奈(44)と長浜心咲(46)。同1500㍍で初優勝を狙う埼玉栄の久保田菜々(45)

 

 女子は昨年12月の全国高校駅伝で10位に入った埼玉栄勢に注目。1区を走った福山若奈、2区を任された長浜心咲は3000㍍に登場。福山は競り合いに、長浜は後半の加速に強い。けがから復帰した実力者の久保田菜々は1500㍍に出走する。
 女子棒高跳びは渡辺紗莱(大宮東)に期待したい。2連覇した昨年9月の県高校新人大会は県高校記録の3㍍86をマーク。同100㍍の田中里歩(伊奈学園)は昨年10月の国民スポーツ大会少年女子A100㍍の準決勝で高校歴代5位の11秒52を記録。200㍍も出走し2冠を目指す。
 投てき競技は西武台勢が上位に台頭しそうだ。同砲丸投げの米川佳里奈が2連覇を狙う。同円盤投げは西部地区予選で近田ココが45㍍10、益井莉桜が43㍍71で大会新記録を樹立した。同やり投げは須永莉子(桶川)が9月の県高校新人に続き頂点を狙う。
 男子110㍍障害は混戦が予想される。高橋海斗(花咲徳栄)稲増晄(昌平)平川佳祐(埼玉栄)大崎葉平(坂戸西)らが14秒台の記録を持ち、レベルの高い争いになりそうだ。同走り高跳びは桑名樹(本庄第一)が頭一つ抜けている。
 このほかに同400㍍は野本翔太(上尾)と渡辺幸輝(春日部)がしのぎを削る。同ハンマー投げの大谷内陵(川口工)、同走り幅跳びの柳錦之介(武南)ら注目選手がめじろ押しだ。

 

=埼玉新聞2025年5月10日付け6面掲載=

 

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