意見書について説明する高校生=18日午後3時40分ごろ、本庄市議会議場
第3回本庄市高校生議会が18日、市議会議場で行われ、市内の高校生18人が参加し、若い柔軟な発想を生かした。
次代を担う高校生に市議会の模擬体験を通して、行政や市議会の仕組みを学び、市政や議会活動への関心と理解を深めてもらうきっかけづくりとして実施。6月13日に高校生全体説明会を開催した。
高校生自ら地域の課題を掘り起こし、それに沿った特徴ある委員会「美化&美花委員会」「地域再生クリエイティブ委員会」「明るい未来への道委員会」を設置。各委員会では、思い思いのアイデアを出し合い、最終的には意見書という形で取りまとめた。「地域の活性化のため花火大会の開催を求める意見書」や「道路の整備の実施を求める意見書」などが採択された。
意見書を受け取った粳田平一郎市議会議長は「意見書は市議会としてしっかり受け止め、これからの市政に生かしていきたい」と話していた。
=埼玉新聞2025年8月22日付け9面掲載=
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