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市PR動画活用 市長にプレゼンー所沢高校

小野塚勝俊市長(手前)の質問に応える生徒ら=8月29日午後、所沢市役所

 

 会社設立を目指す生徒らによる団体「所沢高校 This」が8月29日、所沢市役所で小野塚勝俊市長らにシティープロモーションに関するプレゼンテーションを行い、「若者が活気だつ所沢!」と題した動画を活用するPR戦略を提案した。
 Thisは県立所沢高校(同市久米)の生徒や卒業生ら66人が参加する団体で、創立5年。本年度中の法人登記を目指し、地元企業のPR動画の制作などに取り組む。今回のプレゼンテーションに向け、1カ月かけて準備をしたという。
 プレゼンテーションでは、動画投稿サイト「ユーチューブ」でPR動画を発信することを提案。生徒による市民への街頭インタビューや、市内で活動する人へのインタビューなどの企画を、実際に撮影した動画を使って説明した。同団体「副社長」で2年生の村上さくらさん(17)は「10年後、20年後も、可能性に満ちた魅力あるまちを共につくっていきたい」と話した。
 市は今後も同団体と協力し、PR戦略を検討する方針だという。小野塚市長は、「若い方に市の魅力を伝えたい。新しい発見を教えていただきたい」と話した。

 

=埼玉新聞2025年9月6日付け11面掲載=

 

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学校の特徴 ~学校からのメッセージ2025~

「十人十色~生徒の数だけ色がある~」…本校は、明治31年に設立された「共立英和學舎」に始まり、設立当時の「入学者心得書」には、「生徒の自主的な活動や生徒同士が互いに教え合うことを重視する」旨が掲げられ、先進的かつ画期的な学校であったことがうかがえます。この「自主自立」を重んじる伝統と校風は現在にも脈々と継承され、生徒は思い思いの服装や頭髪で登校し、行事等は生徒を主体に取り組まれています。

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