交通安全お守り入りの啓発品を配布する皆野高校の生徒たち=9月26日午後、秩父やまなみ街道料金所前(同校提供)
秋の全国交通安全運動に合わせ、皆野町大渕の県立皆野高校の生徒会6人が9月26日、同町下田野の秩父やまなみ街道(国道140号皆野寄居有料道路)料金所前で、交通安全お守り入りの啓発品をドライバーに配布した。ビーズを連ねたストラップタイプのお守り150個を手作りし、毎年春と秋の交通安全週間に合わせて実施している、県道路公社皆野寄居有料道路管理事務所、秩父署、寄居署との地域連携の取り組みで、今年で11年目。同校は来年度に統合するため、皆高生としてのお守り配布の取り組みは今回が最後になる。
キャンペーンは、地元の交通安全団体も協力し、計26人が参加。生徒たちはドライバーに安全確認や規制速度遵守を呼びかけながら、笑顔でお守りを手渡した。
生徒会長の3年清水春音さん(17)は「お守りが欲しいと、一度有料道路の料金を払ってから戻ってきてくれた方がいた、と聞いてうれしかった。全国交通安全運動への参加は最後になるが、今後もこのような取り組みがあれば協力したい」と話していた。
=埼玉新聞2025年10月3日付け11面掲載=
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