
団体戦優勝の大宮高(後列)と滑川総合高=16日、大宮高
第41回関東高校囲碁選手権大会埼玉県予選(埼玉県学校囲碁連盟主催)の個人戦が15日、県立浦和高で、団体戦が16日、同大宮高で開催された。個人戦男子は渡辺彩登さん(大宮2年)、同女子は佐藤美空さん(塙保己一学園2年)がいずれも2連覇を達成した。9路盤戦では男子が坂本吉輝さん(大宮2年)、女子は杉沢美羽音さん(星野2年)が優勝した。団体戦男子は大宮高(渡辺彩登さん、坂本吉輝さん、田中秀麿さん)、女子は滑川総合高(山中美玖さん、厚川亜耶乃さん、山岡まひろさん)が優勝した。
個人戦の参加者は男子が5人、女子が2人。男子は変則リーグ戦で4局打ち、今年春の全国選抜大会、夏の全国選手権大会で2冠を達成した渡辺さんが危なげなく優勝を決めた。準優勝の岩崎晴都さん(塙保己一学園2年)は、優勝した渡辺さん、佐藤さんと組んで、今夏に香川県で行われた高校総合文化祭大会で団体戦優勝を成し遂げていた。団体戦の参加は男子が2校、女子が1校のみ。大宮高が春日部高を2―1で破った。
各部門の優勝、準優勝者(校)は来年1月17、18日に東京の日本棋院などで行われる関東大会に出場する。上位に入れば、3月に大阪で開催される全国高校選抜大会への出場権を得られる。
個人戦と並行して、ハンデ戦の中学・高校新人大会も行われ、中高生16人が参加した。
団体戦と同日、同会場の別室で「第7回埼玉県少年少女囲碁協会長杯小中高囲碁団体戦」(県少年少女囲碁協会・県学校囲碁連盟主催)が行われ、塙保己一学園高等部(岩崎晴都さん、佐藤美空さん、斎藤和也さん)が優勝した。参加したのは高校が2校、中学校、小学校が各3校の計8校。

小中高団体戦優勝の塙保己一学園=16日、大宮高
=埼玉新聞2025年11月18日付け14面掲載=
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