本庄署　冬の交通安全キャンペーン　新マスコットキャラ初披露

本庄署の一日警察署長を務めた杉原凜さん（右）と同署オリジナルマスコットキャラクター「ほんまる」を披露した林優衣花さん＝７日、本庄市中央２丁目の「ビバモール本庄」

　本庄署は７日、本庄市中央２丁目の商業施設「ビバモール本庄」で冬の交通安全キャンペーンを開催した。同市出身で市広報観光大使を務める日本テレビアナウンサー杉原凜さん（２９）に一日警察署長を委嘱し、管内の高校から応募作品を募り決定した同署オリジナルマスコットキャラクター「ほんまる」も初披露した。
　市は市の魅力を広報することで、市の認知度向上、イメージアップ、観光振興を図るため、同市出身の俳優である黛英里佳さんや井上小百合さんらに同大使を委嘱。昨年１０月からは杉原さんをはじめ、同市出身で声優の佐々木琴子さんやデフアスリートの森本真敏さんの３人が新たに就任した。
　杉原さんは２０１９年にも同署の一日警察署長を務めていて、今回で６年ぶり２回目。同署の坂内信之署長から一日警察署長の委嘱状を受け取った杉原さんは「身が引き締まる思いで大変うれしい。悲惨な交通事故に遭わないように役に立てれば」と語った後、来店者に啓発品を配布し、交通安全を呼びかけた。
　ほんまるは早稲田大学本庄高等学院美術部２年生の林優衣花さん（１７）が考案。県の鳥であるシラコバトをモチーフとして、マリーゴールドや上里産の梨などが描かれている。約２週間でほんまるを制作したという林さんは「皆から愛されるキャラクターになれば」と期待を込めた。
　本庄第一高校ダンス部が交通安全をテーマにしたダンスパフォーマンスを披露したほか、会場では白バイやパトカーなどの警察車両も展示された。

＝埼玉新聞２０２５年１２月９日付け１３面掲載＝

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