埼玉新聞社 高校受験ナビ

1、2年生対象学校説明会・参加レポート 杉戸高校

2026年1月30日配信

県内最速で安心を届ける

専門家による入試講演も

 

 1月10日、県立杉戸高校で「埼玉県で最も早い!」と銘打たれた、中学2年生以下向け説明会が開かれ、120組240名の中学生とその保護者が訪れました。

 

◆高校入試に関する特別講演

 同校の説明会は、会の冒頭に特別講演を行うという特徴があります。今回は塾講師の山本直登氏が、高校入試に関する特別講演を行いました。今、最も旬な話題である杉戸高校の倍率の話から始まり、「倍率1.42倍は高いのか?低いのか?」という問いに対して、専門家の視点で論理的に回答されていました。倍率ごとの合格人数を明確に提示し、倍率の推移・選抜方法も、的確に分析して考察を述べていました。数字に強い、理系講師ならではの構成であると同時に、山本氏の誠実さも感じられる講演でした。会の最後を、「行ける学校に行く」ではなく、「行きたい学校へ行く」という言葉で締めくくりました。

 

 

◆入試制度は出来るだけ現在と近い形に

 中村修二校長は新しい入試制度に直面する生徒と保護者を気遣い、「今日の説明会を通じて、少しでも不安を解消して欲しい」と自身の想いを伝えました。

 

【参考:入試制度の3つの変更点】

・調査書の様式変更と自己評価資料の提出

・面接を全ての受験生に実施

・選抜の特色化

※県発表の資料より

 

 また、新しい入試制度において、「少なくとも令和9年度入試に関しては、わかりやすくて、現在の入試に出来るだけ近い形の選抜にしたい」と、方針を明らかにしました。そして、「面接を通じて自分自身に対して自信を持って欲しい。今までの自分を積極的に認めて欲しい」と自らの考えを述べ、参加した中学生達にエールを送りました。

 

◆選抜基準とその変更点

 森響一教頭は令和9年度入試の選抜基準を、変更点の解説を交えつつ説明しました。

 これまで実績として評価されてきた、部活動・委員会活動・資格は、令和9年度入試では、「学ぶ意欲・挑戦する意欲」として、面接の中で読み取ると述べました。面接で聞き取って点数化することで、頑張ってきたことは評価されることを伝え、参加者を安心させていました。

 

◆在校生からのメッセージ

 生徒会に所属する3名の在校生が登場し、自分の体験に基づく貴重なアドバイスを送りました。杉戸高校を第一志望にする生徒以外にも、非常に役立つ内容であると感じました。「英単語帳を繰り返し勉強する」「規則正しい生活や体調管理」といった実践的なアドバイスに加え、「楽しい思い出がたくさん出来る」といった、入学後を想像できるようなメッセージもありました。自分の言葉で、堂々と想いを伝える姿を見て、同校の日頃の教育活動の一端を垣間見ることができました。

 

◆安心してチャレンジできる環境

 学校概要の説明を担当した齊藤友和教務主任は、杉戸高校の特色を心を込めて、自分の言葉で、噛みしめるように伝えていたのが印象的でした。「中学時代にできなかったことを杉戸高校でチャレンジしよう」と受験生を勇気付けました。

 

 令和9年度から導入される新しい入試制度に対して、中学生と保護者が抱いている不安を払拭することが目的の説明会であると感じました。そういった趣旨の説明会を、県内最速で開催できる杉戸高校の実行力が、同校の倍率を支えていると言えます。(文 野口純)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

 当日のダイジェスト、そして説明会に携わった皆さんへインタビューをしましたので、ぜひご覧ください。

 

サイト内の杉戸高校の基本情報は→こちら

 

学校の特徴~学校からのメッセージ2025~

【躍動・敬愛・誠心】の校訓のもと、新しい取り組みを続ける。授業は55分カセット方式で、土曜授業なしで週33単位を確保。教育課程は大学受験対応。入学直後に2日間行う「スタートアッププログラム」で、高校の深い学びへの意識改革を実施。特に2日目の「英語しか使えない杉戸高校」は、世界各国より外国人講師40名以上を集め、異文化理解とコミュニケーション能力の向上で人気。SDGs探求も奥が深く、楽しい。令和7年度入学生からは、生徒会役員が長年かけてデザインした新制服となりました。

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