念願に「ほっと」喜び
県立深谷商業高校2年の福島瑞生さん(17)が全国商業高等学校協会(全商)主催の検定試験全9種目で1級を取得した。高校2年での9種目の1級取得は快挙で、さらに経済産業省の基本情報処理技術者試験に合格し、日本商工会議所の簿記検定2級も取得している。福島さんは「2年生までに9種目を取得したいと思っていたので、ほっとした」と喜びを語った。

全商検定9種目で1級を取得した福島瑞生さん=県立深谷商業高校
検定試験はビジネス計算実務、簿記実務、情報処理、英語検定などの計9種目。同校は資格取得に力を入れており、2024年度の全商3種目以上の1級合格者は142人だった。全商加盟校1276校の中で全国8位で、14年連続で100人を超えた。
福島さんは常盤小、幡羅中を経て、自宅から徒歩約5分に位置する同校に入学。珠算を習っていたり、英語が好きだったことから、入学前から9種目で1級を取得することを目標としていた。全国大会常連の簿記部にも入り、現在は部長も務めている。英語検定1級に不合格だった時は落ち込んだが、夏休みに勉強に励んで合格を手にした。
担任の石坂直美教諭(45)は「こちらから何も言わなくても自分で目標を設定し、努力ができる。生徒会副会長でまちおこしにも参加したり、いろいろなものを一生懸命にやっている」とたたえた。
友人たちとも切磋琢磨(せっさたくま)することがモチベーションになっているという福島さんは「これからはITパスポートや簿記検定1級を取得していきたい。大学にも進学して、将来的には簿記や会計の仕事に就ければ」と話していた。
=埼玉新聞2026年1月31日付け11面掲載=
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学校の特徴 ~学校からのメッセージ2025~
商業科・会計科・情報処理科の商業3学科があり、それぞれ特徴を有している。商業科は、ビジネス活動に必要な広い範囲の専門的な科目を学習します。会計科は、簿記会計を重点的に学習します。情報処理科は、ビジネスソフトやマルチメディア実習、プログラミング言語などコンピュータに関する科目を中心に学習します。
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