2026年2月6日配信
多様な進学先そろう春日部市で
中学生の視野を広げる貴重な機会

2月1日(日)、春日部市の正和工業にじいろホール(春日部市民文化会館)大ホールにおいて、春日部市内の県立高校(春日部高校、春日部女子高校、春日部東高校、庄和高校、春日部工業高校)による合同説明会が行われました。
会の冒頭で、参加校を代表して県立春日部高校の角坂清博校長から挨拶がありました。角坂校長は、「人生100年時代と言われる現代において、高校生活の3年間は決して長い時間ではないものの、子どもから大人へと成長する大切な時期であり、その後の人生を左右する重要な時間である」と語られました。
そのうえで、生徒や保護者に向けて、「自分にとって本当に合う学校を選び、将来を見据えた進路選択をしてほしい」と呼びかけられました。
春日部女子高校
女子校ならではの魅力と外国語科の特色

春日部女子高校は、生徒によるプレゼンテーションで、女子校ならではの学校生活の魅力を紹介しました。
異性の目を気にせず、学校行事や部活動に全力で取り組める点が特徴として挙げられていました。続いて先生からは外国語科について説明があり、中国語・韓国語・フランス語の第二外国語を2年間学習できることや、オーストラリア語学研修などの取り組みが紹介されました。進路面では約9割が4年制大学へ進学しており、学習面での手厚い支援体制も強調されていました。
春日部東高校
部活動の多さと進学実績の伸び

春日部東高校は、生徒によるプレゼンテーションを行い、学校生活を紹介するプロモーション映像も上映しました。
授業と部活動の両立に加え、隙間時間を活用した学習が生徒の特徴とされ、部活動は生徒会を含め約40と、クラス以外の居場所が多い点が強調されました。普通科は公私立両方の進学に対応し、県立唯一の人文科では文系に特化した学習が行われています。国公立大学進学者は36名と増加傾向にあり、学校行事や修学旅行なども充実している様子が伝えられました。
庄和高校
「未来を彩る」幅広い学びと地域連携

庄和高校は、教頭から学校の特色について説明がありました。
「Color your future(未来を彩る最初の一歩はここから)」をキャッチフレーズに、自分らしく輝き、社会で活躍できる人材の育成を目指しているとのことです。1、2年生は共通カリキュラムで基礎を幅広く学び、3年生で文理に分かれる点が特徴で、進路がまだ定まっていない生徒に適した環境だと紹介されました。ICT活用や少人数授業、地域連携にも力を入れており、就職支援体制が充実している点も強調されていました。
春日部工業高校
ものづくりと資格取得、就職に強い専門校

春日部工業高校は、「ものづくりが好きな生徒」を大切に育てる学校の特色を紹介しました。
電気科・建築科・機械科の3学科があり、専門科目では実技を重視した学習が行われています。電気工事士などの資格取得実績は全国でも上位に入り、手厚い補習体制も特徴です。就職求人は4,000件以上と非常に多く、進学・就職の両面で高い実績を上げています。地域連携や専門性を生かした部活動も活発で、将来を見据えた進路選択の重要性が語られました。
春日部高校
伝統と活気あふれる男子校の魅力

春日部高校は、生徒によるプレゼンテーションを行い、学校の歴史や日常生活を紹介しました。
明治期から続く伝統校で、昼休みが2回ある独自の時間割や、駅から徒歩70秒という立地の良さが特徴です。男子校ならではの一体感のもと、学校行事には全力で取り組み、文化祭「春高祭」には昨年度1万1千人以上が来場しました。生徒の主体性と活気ある学校風土が印象的でした。
合同説明会が生む「気付き」と視野の広がり
今回の合同説明会には、春日部市内の県立高校5校が参加しましたが、改めて見てみると、春日部という地域には中学生が考える進学先の選択肢がほぼすべて揃っていることが分かります。男子校・女子校・共学校に加え、普通科、専門学科、進学に力を入れる学校や就職に強い学校まで、多様な特色を持つ高校が一地域に集まっている点は、春日部ならではの大きな特徴と言えるでしょう。
当日は、男子生徒が女子校の説明を聞いたり、女子生徒が男子校の説明を聞いたりと、普段はなかなか得られない視点に触れる機会にもなっていました。実際に進学することはなくても、自分がこれまで選択肢に入れていなかった学校の話を聞くことで、視野は確実に広がります。こうした地域内での合同説明会は、学校の特色を伝えるだけでなく、中学生や保護者が将来を考える上での「気付き」を生む貴重な場であると感じました。(文・根岸孝之)
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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