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今年度で最後の卒業式 皆野高校記念品制作

生徒と教員が円になって取り組んだ箱づくり=1月30日、県立皆野高校

 

 皆野町大渕の県立皆野高校で1月30日、卒業記念企画「みんなの箱」の制作が行われた。学校統合により、同校の卒業式は今年度で最後。校歌の詞にある「社会をまるくつなぐため」の一節を表現するために、全校生徒の3年24人が教員11人と円になって、自らの手で卒業記念品の箱づくりを行った。
 同校では毎年、卒業記念品として3年生に校章入りのマグカップを、生徒会が贈っている。今回の箱づくりはマグカップを入れるケースとして活用する。「先生と生徒が同じ時間を過ごす体験も、卒業の記憶として残してほしい」と、ギフトラッピングサービスなどを行うマルニ・ロジコム(三芳町)の提案で実現した。
 生徒は四角形の箱に好みの色紙を貼り合わせて本体(器)を、教員は校歌の詞付きのふたを制作。生徒と教員は向かい合わせで、円型に机を組んで作業し、校内はにぎやかな雰囲気に包まれた。
 同校3年柴崎心美さん(17)は「先生と心を通わせる貴重な機会になった。多くの方のおかげで濃い3年間が送れたので、晴れやかに卒業したい」と話していた。

 

=埼玉新聞2026年2月7日付け13面掲載=

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