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県高校新人大会 サッカー 武南2大会ぶり12度目栄冠

聖望学園との延長戦制す

(最終日、15日・埼玉スタジアム第2グラウンド)
 決勝を行い、武南が聖望学園を1―0で下して、西武台と両校優勝した2024年以来、2大会ぶり12度目の栄冠に輝いた。
 武南は前半に中盤を支配し、後半は攻勢を強め相手ゴールに迫った。0―0で迎えた延長前半4分、角のクロスに途中出場の渡辺柊が合わせ、決勝点を奪った。
 優勝の武南、準優勝の聖望学園は関東記念大会(5月23、24日・茨城)に出場する。

 延長までもつれた一戦は武南が聖望学園に競り勝った。
 武南は後半に攻勢を強めた。相手ゴールに何度も迫り、決定機をつくるも得点につながらなかった。0―0で迎えた延長前半4分、角のクロスに反応した渡辺柊が合わせ決勝点を奪った。聖望学園はボールを保持して攻撃に移るも相手に奪われ、チャンスでゴールを割れず、1点が遠かった。

 

攻勢貫き勝利呼ぶ

聖望学園―武南 延長前半4分、武南の渡辺柊がゴールを決め、雄たけびを上げる

 

 武南が後半から猛攻に転じ、聖望学園の堅い守備をこじ開けた。延長前半に挙げた1点を守り抜き勝利を手にした。内野監督は「今大会は無失点で終わることができた。勝って大会を終われて良かった」と収穫を口にした。
 試合序盤は激しく攻守が入れ替わった。距離感が合わずロングボールに頼り、攻撃的なサッカーが影を潜めた。徐々に中盤を支配し、優位に立った。後半は持ち味のパスワークで敵陣での時間を増やしたが1点が遠く延長戦に入った。
 延長前半4分、途中出場の渡辺柊、角の2人が試合を動かす。右サイドから角がクロスを入れ、渡辺柊が値千金の決勝ゴール。角は「相手に当たって点が入ればいいと思った。柊(渡辺)が合わせてくれた」と1年生の決勝点をアシストした。
 現チームは昨年11月のの全国選手権県大会で準優勝した経験豊富なメンバーが残る。前チームからレギュラーで主将の小山は「後半に決め切れず、1年生に助けられた。昨年のチームは失点が多かった」と守備を磨いた。
 攻守での素早い切り替えを意識して練習に励み、今大会4試合で21得点。決勝は1得点に終わったが、シュート17本を放ち、終始攻撃的な姿勢を貫いた。小山は「関東大会でも全員で戦い、結果を出す」と全国選手権出場を目標に、さらなる成長を目指す。

 

チーム救う決勝点

渡辺

 後半16分から途中出場した武南の渡辺柊がチームを優勝へ導くゴールを決めた。延長前半4分、角のクロスに合わせ、決勝点を奪うと、両手を広げて喜んだ。「角が中に入れてくると思った。最高のパスだった」とチャンスを逃さなかった。
 今大会は1回戦で先発し4得点をマークしたが準々決勝は途中出場で無得点、準決勝は出場機会がなかった。3試合ぶりにゴールを挙げ、調子に波があると自覚する1年生は「先輩たちを見習って成長したい」と今後の活躍を誓った。

 

初準Vも「悔しい」

後半14分、聖望学園の鈴木亮(中央)がドリブルで相手2人を抜き去る

 

 初の準優勝に輝いた聖望学園だったが、試合後の選手たちの顔には悔しさがにじんでいた。何度も決定機をつくりながら完封での敗北。同校を率いて20年目の山本監督は「優勝したかった」と一言に思いを込めた。
 攻撃の起点となったのは鈴木亮、八尋の両ウイング。最終ラインの栢岡や中盤の川野からいい形でボールを受け、縦のドリブルでゴールに近づいた。カットインやクロスで好機を演出した鈴木亮は「仕掛けることはできたけれど、結果を出さないといけない」と反省の言葉を口にした。
 持ち味の堅守は決勝の舞台でも発揮された。準決勝までの3試合で計20得点を挙げた武南を相手に80分間失点を許さず。延長で先制点を献上したが、攻め込まれる場面が多い中、冷静に対処できる技術と精神力は見事だった。
 昨冬の選手権県大会の準優勝校、さらに同じくポゼッションを得意とするチームと延長まで戦える実力を示した。主将の川野は「準優勝はうれしい。でもそれ以上に悔しい」と現状に満足しなかった。

 

再三のビッグセーブ

GK竹川

 聖望学園の1年生GK竹川は再三のビッグセーブでゴールを守った。自チームの3倍以上のシュート数を受けながらわずか1失点に抑えたが、「失点のところは、距離を詰めて止められた」と悔しがった。
 中学時代に鍛えた足元の技術で、後ろからつなぐサッカーをチームに確立させた。守るだけではない現代型GKがチーム躍進の原動力となった。

 

=埼玉新聞2026年2月16日付け6面掲載=

 

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