2021年4月16日配信
6月開催の文化祭は各校とも対応に苦慮
文化祭のメインシーズンは9月から10月ですが、行事を分散させるなどの狙いもあって、6月に開催する学校もあります。受験生の皆さんの中にも、ぜひ見に行きたいと考えている人も多いでしょう。ただ、新型コロナウイルス感染症の影響で、通常通りの開催が難しく、各校とも対応に苦慮しているようです。
例年6月に開催しているのは、県立では春日部・不動岡、私立では開智・春日部共栄・栄東・花咲徳栄などです。
春日部は6月5日(土)~6日(日)の2日間を予定しています。いわゆる無観客で、外部からの一般客は入れません。「オンライン配信等については検討中」とのことです。
不動岡は5月29日(土)~30日(日)の2日間を予定していますが、昨年同様、一般公開はせず、校内のみの開催となりそうです。中学生については、「仮に受験生来場可とした場合でも、きわめて限定的なものになるだろう」としています。
開智は6月5日(土)~6日(日)の2日間を予定しています。一般公開はしません。生徒の移動や接触を極力抑えるためリモート開催の方向で検討していますが、「具体的な方法については生徒や生徒会と話し合いながら進めたい」としています。
春日部共栄は6月5日(土)~6日(日)の2日間を予定しています。一般公開はしませんが、在校生保護者の来場については検討中です。生徒の活動については「さまざまな制約がある中で、どこまでやらせてあげられるかを考えたい」としています。
花咲徳栄は6月5日(土)~6日(日)の2日間を予定しています。一般公開は行わず、校内開催となる見込みです。その場合、オンライン配信を行うことになっており、「連休明けには準備に取り掛かりたい」としています。
栄東は例年6月開催でしたが、今期は秋以降(期日未定)となります。
以上のように、一般公開を含めた通常どおりの開催を予定している学校はありません。また、校内開催も制約の多いものになりそうです。
本記事は各校への電話取材(4月15~16日)で得た情報が元になっています。新型コロナウイルス感染症をめぐる状況は刻々変化しており、それに応じて各校の行事予定等も変更になる可能性がありますから、ホームページ等でチェックするようにしましょう。
カテゴリー
よく読まれている記事