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県内高校卒の東京五輪出場選手を紹介

東京五輪開幕へ―県内高校出身者に期待

 東京五輪の開幕が目前に迫ってきました。

 そこで今回は、県内高校出身のアスリートたちを紹介します。まず私立高校出身者です。

  5種目に6選手が出場するのが埼玉栄です。水泳の瀬戸大也選手(27)、重量挙げの三宅宏実選手(35)は前回リオ五輪にも出場しメダルを 獲得しています。瀬戸選手には金メダルの期待がかかります。 射撃の中山由起枝選手(42)はシドニー以降5回連続の出場となります。 他に体操の亀山耕平選手(32)、水球の志水裕介選手(32)も出場します。

   星野はソフトボールで我妻悠香選手(26)と森さやか選手(32)、セーリングで須長由季選手(40) が出場します。須長選手はロンドン五輪にも出場しています。

   花咲徳栄は空手で染谷真有美選手(28)、ボクシングで並木月海選手(22)が出場します。 共にメダルの期待がかかります。 東野はリオに次いで2回目となる陸上短距離のウォルシュ・ジュリアン選手(24)と、 カヌーの矢沢亜季選手(29)が出場します。

  秀明英光は水球に男女合わせて11選手が出場します。日本代表男女24人のほぼ半数が同校出身者となります。 男子は足立聖弥選手(26)、コップ晴紀イラリオ選手(22)、鈴木透生選手(21)、荒井陸選手(27)、 大川慶悟選手(31)、女子は稲場朱里選手(23)、山本実乃里選手(23)、橋田舞子選手(20)、 岩野夏帆選手(21)、工藤恭子選手(20)、徳用万里奈選手(25)が出場します。

  その他、浦和学院からはハンドボールの土井レイミ杏利選手(31)、 栄東からはアーティスティックスイミングの柳沢明希選手(22)、武南からは水泳の酒井夏海選手(20)が 出場します。バドミントンの遠藤大由選手(34)は小松原(現叡明)の出身です。

  公立高校出身者も多数出場します。

 メダルにもっとも近いと言われているのが大宮東出身、バドミントンの奥原希望選手(26)です。 陸上・競歩の岡田久美子選手(29)は熊谷女子、陸上・障害の青木涼真選手(24)は春日部の出身です。 岡田選手はリオに続き2回目です。

  日本のお家芸、柔道には児玉出身の新井千鶴選手(27)が出場します。 オリンピックは初ですが世界選手権では2回優勝しておりメダルの有力候補です。

  近代五種に出場するのは川越南出身の高宮なつ美選手<旧姓=朝長>(29)です。 高宮選手はリオに次いで2回目です。

 その他、個人競技では陸上・リレーに大宮北出身の鈴木碧斗選手(20)と豊岡出身の佐藤拳太郎選手(26)、 筑波大坂戸出身の梶原悠未選手(24)、チーム・団体ではサッカーに志木出身の橋岡大樹選手(22)が、 女子サッカーに伊奈学園出身の池田咲紀子選手(28)、大宮武蔵野出身の塩越柚歩選手(23)、 南稜出身の南萌華選手(22)が、ビーチバレーに深谷出身の石島雄介選手(37)がそれぞれ出場します。

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

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