手作りマスコット配布
杉戸署は17日、県立杉戸農業高校と連携し、「無事帰る」をスローガンにした街頭キャンペーンを同署前で実施した。同校生活技術科の生徒らが手作りしたカエルの交通安全マスコットを運転手などに配布した。
交通安全の意識を高め、事故防止を呼び掛ける活動で、毎年の恒例行事となっている。この日は同校生徒や交通安全活動推進委員ら約15人が、通行車両の運転手に「無事帰るキャンペーンを実施しています」などと呼び掛け、「無事カエル」マスコットなどが入ったキャンペーングッズを手渡した。
街頭キャンペーンに参加した2年生の鈴木愛華さん(17)は「事故防止につながるよう思いを込めて作った。キャンペーンに参加したことで、自分自身の交通安全に対する意識も高まった」と話した。
竹内浩署長は「交通安全マスコット『無事カエル』を制作してくださった杉戸農業高校の皆さんには感謝の言葉しかありません。これからも道路を利用する方が無事にカエルことができますよう地域の方々と連携して交通事故防止に努めていきたい」と述べ、同校へ感謝状を贈呈した。
軽部智広生活安全課長は「冬の交通安全運動直後の活動だったので、反応が良かった。事故なく安心安全な年末を過ごしてほしい」と語った。
同署管内の16日現在の人身事故件数は、159件と前年比2件減。
=埼玉新聞2021年12月20日付け8面掲載=
サイト内の
杉戸農業高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事