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「書の甲子園」準Ⅴ報告ー滑川総合高校

書道部が大野知事を表敬

大野元裕知事(右端)に作品を紹介する滑川総合高校書道部の生徒ら=24日、県庁

 

 「国際高校生選抜書展(書の甲子園)」の団体の部で、北関東地区5連覇と初の全国準優勝を果たした県立滑川総合高校書道部の生徒5人が24日、県庁の大野元裕知事を訪れて結果を報告した。2年生で部長の和川遥華さんは「コロナで部活が制限され、LINE(通信アプリ)でコミュニケーションを交わした。不安もあったが、今は部に所属していることを誇りに思っている」と話した。

 同大会は今回で30回目。同校は引退した3年生も含む19人の作品を出品した。現在の部員は9人で、イベントで書道パフォーマンスを披露するなどしている。大野知事は「伝統を大切にしてやってきたことを誇りにし、さらに外に広めてほしい」と期待した。

 同校は北関東地区大会に優勝したため、開催中の選抜高校野球大会の開会式で使用されたプラカードに「浦和学院」「明秀日立」「山梨学院」の校名を書いた。また、1年生の小林万莉埜さんは「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』比企市町村推進協議会」の公式ロゴマークを手掛けている。

 

=埼玉新聞2022年3月26日付け11面掲載=

 

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