テニス
(11~13日・狭山智光山公園テニス場)
山村学園が準優勝
男女単 山本(浦和学院)、小高(浦和麗明)2位
男女の団体とシングルス、ダブルスの決勝までを行い、女子の団体決勝で山村学園は早実(東京)に1―2で競り負けた。
男子シングルスの山本律(浦和学院)と、女子シングルスの小高未織(浦和麗明)がそれぞれ準優勝。小高は長谷川采香(浦和麗明)と組んだダブルスでも準優勝となった。
初出場で決勝あと一歩届かず
真っ白な勝負服で挑んだ山本(浦和学院)は男子シングルスの決勝進出を果たしたが、決勝で第1シードの山田(東京・東海大菅生)に4―8で敗退。初出場ながら頂点まであと一歩だった。
山本の武器は相手を左右に揺さぶり、ここぞという場面で前に出る駆け引きのうまさ。しかし力強い山田には通用せず「守りに入ってしまった」と、コートの後方に押し出された。
試合後、山田から「インターハイでまたやろう」と声をかけられた山本は「次は絶対勝つ」と雪辱を誓った。
「あと1本」入らず
女子ダブルス決勝 小高、長谷川組(浦和麗明)―長谷川、入内嶋組(神奈川・白鵬女) 浦和麗明の長谷川(左)がボレーを決める。右は小高
女子ダブルス決勝で小高、長谷川組(浦和麗明)が、長谷川、入内嶋組(神奈川・白鵬女)に5―8で敗れ、惜しくも優勝を逃した。女子シングルスでも準優勝だった小高は「あと一本が入れば」と悔しさをにじませた。
準決勝は170㌢の高身長を生かした小高のボレーと、長谷川のスマッシュを武器に6―1と快勝。しかし試合時間1時間半、13ゲームまで競り合った決勝では、ミスから自分たちのリズムを崩し、セットを取り切ることができなかった。
長谷川は練習不足を反省し「少しずつ互いの持ち味が分かってきた。もっと練習する」と全国大会に向けて意識を高めた。
相撲
(11、12日・群馬県桐生市相撲道場)
無差別級 斎藤(埼玉栄)制す
115㌔級 田崎(埼玉栄)頂点
個人6階級が行われ、無差別級決勝で斎藤成剛(埼玉栄)が、依田蒼基(神奈川・新名学園旭丘)を破り、昨年の軽重量級に続き栄冠に輝いた。115㌔級では、田崎正美(埼玉栄)が関本秀二(千葉・拓大紅陵)に勝利し、前年の重量級優勝に続き頂点に立った。
県勢唯一の出場となった団体は、埼玉栄が足立新田(東京)を4―1で下し2年連続26度目の王者になった。
フェンシング
(11、12日・群馬県ヤマト市民体育館前橋)
男子フルーレ 橋本(立教新座)3位
男女フルーレ個人と団体を行い、男子個人の橋本雄偉(立教新座)が準決勝で千葉忠輝(神奈川・慶応)に6―15で敗れ3位だった。同団体では埼玉栄が準々決勝で法政二(神奈川)に敗れた。
空手
(第2日、12日・山梨県小瀬スポーツ公園武道館)
女子 花咲徳栄11年ぶりV
男子 埼玉栄は2位
男女の団体組手が行われ、女子決勝で花咲徳栄が、東洋大牛久(茨城)を3―0で破り、11年ぶり4度目の頂点に立った。男子は決勝で埼玉栄が0―3で日本航空(山梨)に敗れ準優勝だった。
=埼玉新聞2022年6月14日付け7面掲載=
サイト内の
山村学園高校の基本情報は→こちら
浦和学院高校の基本情報は→こちら
浦和麗明高校の基本情報は→こちら
埼玉栄高校の基本情報は→こちら
立教新座高校の基本情報は→こちら
花咲徳栄高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事