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さいたまで少年の主張大会 3部門15人が発表

日常や学校生活を踏まえ 命の尊さや思い語る

 県内の児童生徒が日頃の実践や考え、思いを発表する「少年の主張埼玉県大会」(県、教育委員会など主催、埼玉新聞社など協賛)が21日、さいたま市浦和区で開かれ、3万9886人の応募の中から選ばれた小中学生、高校生・一般の部の計15人が、それぞれのテーマで熱弁した。

少年の主張埼玉県大会の各賞受賞者と審査員ら=21日、さいたま市浦和区

 

 日常生活や学校生活などを踏まえながら命の尊さを訴えたり、ジェンダーやノーマライゼーション社会の実現、国際社会の問題などを鋭く指摘する主張もあった。
 発表内容と表現力・発表態度を基準に審査され、最優秀賞(知事賞)は、小学生の部が「『夢の箱』は、もういらない」をテーマに動物の殺処分ゼロを訴えた鈴木昊一郎さん(さいたま西原小6年)が受賞した。中学生の部は「万の言葉の力」を題名に言葉の持つ力を訴えた甲斐迅翔さん(越谷中央中3年)、高校生の部は「アンコンシャス バイアス」をテーマに無意識の偏りについて考えを述べた高橋緒夏さん(豊岡高1年)がそれぞれ受賞した。
 中学生の部の甲斐さんは全国大会(ウェブ)に出場する。

 

=埼玉新聞2022年8月26日付け14面掲載=

 

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