創立100周年を迎えた県立本庄高校(松本英和校長)の記念式典が19日、本庄市民文化会館で行われた。全日制の生徒を中心に教職員やOB、OG、関係者約1100人が出席し、歩みを振り返りながら節目を祝った。
本庄高校創立100周年の記念式典
同校は1922(大正11)年に県内6番目の旧制本庄中学校として開校。48年の新制度で県立本庄高等高校が発足した。50年には本庄女子高等学校(本庄高等女学校)と統合。2013年に本庄北高等学校と統合し、これまでに3万5千人を超える卒業生を送り出している。
記念式典で松本校長は「生徒の皆さんには、この年に本校生でいてくれて感謝している。わが校の校歌は〝われらは世界と共にあり〟と締めくくられ、この精神を道しるべとして次の10年を進み、新たな100年の基盤を築きたい」と式辞。
生徒を代表して生徒会副会長の3年生、高橋晴加さんも「先輩が培ってきた伝統を受け継ぎ、新たな歴史の一ページを100年目の本庄高校に刻めるよう精いっぱい努力していきます」と話した。
この後、アトラクションが行われた。同校吹奏楽部とその卒業生、本庄北高校吹奏楽部卒業の計約110人が吹奏楽を演奏した。平和を願って選曲した曲や校歌メドレーなどアンコールを入れて7曲を披露。楽器の音色も創立100周年を盛り上げた。
=埼玉新聞2022年11月22日付け11面掲載=
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