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大宮工業高校の生徒が製作した窯活用

加須げんきプラザで親子ピザ作り体験

 

ピザ作りを体験する親子ら=22日、加須市の加須げんきプラザ

 

 加須市花崎の県立加須げんきプラザで22日、県内在住の親子らを対象としたピザ作り体験教室が行われ、応募者の中から抽選で選ばれた9組が参加した。焼き上げる工程では県立大宮工業高校が前年授業の一環で製作し、寄贈したドラム缶ピザ窯を今回初めて活用した。

 同施設は週末を中心に料理や陶芸の体験教室が行われている。この日は同市内の平成国際大学で教員免許の取得を目指す学生ら4人が職員とともに、料理に悪戦苦闘する子どもたちを補助した。

 自分の作ったピザが焼き上がり、出来たてを一口食べると子どもたちからは大きな歓声が上がった。体験した加須市の鈴木裕史さん(7)は「ドラム缶の中で火が燃えていてびっくりした」と話した。上尾市の西佑碧さん(7)は「チーズを山盛りにした。点数は125点ぐらい」と満足げだった。

 同施設の藤田栄二副所長は「ピザ窯を作ってくれた高校生と当日サポートしてくれた大学生には感謝しかない。今後も地域で連携し、体験教室を開催したい」と話した。

 

=埼玉新聞2023年1月26日付け11面掲載=

 

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