S1勢中心に混戦
サッカーの関東高校県予選は15日、29チームが参加して開幕。決勝は30日に行い、上位2校が関東大会(5月26~29日・東京)の出場を獲得する。今大会は有観客で実施される。混戦模様の大会を展望する。
高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ東地区に参戦している昌平と、プリンスリーグ関東2部に所属する西武台は不参加で、県S1リーグ勢を中心とした優勝争いが予想される。第1シードは、県新人大会4試合で12得点を挙げて12年ぶりに優勝した武南。タイトル獲得に貢献した飯野、攻撃のタクトを振る松原ら適応能力の高い選手がそろう。
昨秋の選手権大会県予選で準優勝した成徳大深谷は、前チームから主力で得点力がある平井、秋本の2トップに注目だ。県新人大会準優勝の武蔵越生は、松本、鈴木らのDF陣が自慢の堅守を発揮できるか。
S1リーグで連勝スタートを飾った正智深谷や、浦和学院、細田学園、立教新座と実力校がノーシードから頂点を狙う。大宮東―埼玉平成、浦和西―聖望学園、狭山ケ丘―本庄第一と1回戦から好カードが目白押しだ。浦和東、市浦和ら公立勢の活躍にも期待したい。
=埼玉新聞2023年4月14日付け 7面掲載=
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