2023年5月1日配信
各校の個別相談ブースには長蛇の列 説明会会場も満席
県内東部地区にある私立高校6校が一斉に集う合同説明会「東部私学の集い2023」が29日、春日部市のふれあいキューブで行われ、来春の高校受験を控えた受験生やその保護者約2300人が最新の学校情報に耳を傾けた。
新型コロナウイルス感染症の影響で3年間開催できず、今回は2019年以来の4年ぶりの開催。花咲徳栄高校、開智未来高校、獨協埼玉高校、叡明高校、春日部共栄高校、昌平高校が参加し、来場者が直接担当者に学校の様子や入試情報などを質問できる各校の個別相談ブースには長蛇の列ができていた。また、ホールでは各校代表者による学校説明会も実施されたほか、入試過去問題集を発行する「声の教育社」の三谷潤一氏が埼玉の入試情報について講演した。
同説明会の幹事校を務めた花咲徳栄高校募集広報科長の渡邉篤志氏は「東部地区6校はお互いウインウインの関係で成長し合っており、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった今回もノウハウが薄れていく中で協力し合って開催にこぎつけられました。県内でも比較的時期の早い開催。自分の進路を決める最初の一歩を踏み出す場として位置付けてもらい、今後の進路選択に役立ててもらえれば」と話していた。
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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