明治安田生命の常峰光雄埼玉東支社長(右)から支援金贈呈の目録を受け取る大高姫菜さん=草加市高砂の明治安田生命埼玉東支社
明治安田生命が全国の将来有望な若手スポーツ選手を支援する「地元アスリート応援プログラム」で、草加市出身のフェンシング選手で浦和実業学園高校1年の大高姫菜さん(15)が選ばれた。1年間の支援金100万円を贈る目録贈呈式が、草加市高砂の同社埼玉東支社(常峰光雄支社長)で開かれた。
このプログラムは、同社が展開している「地元の元気プロジェクト」の一環で、地元から世界での活躍を目指す若手アスリートの支援を通じて、子どもの夢や地元愛を育むことを目的としている。4年目を迎える本年度は全国で76人に支援を行う。
大高さんは、幼い頃から体を動かすことが好きで水泳、器械体操、テニスなどを体験。小4の時に県スポーツ協会の「彩の国プラチナキッズ」に応募し30人の狭き門を突破。そこで近代五種競技(フェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニング)を始めた。その後、頭脳戦の楽しさに魅力を感じてフェンシングに専念し、全身どこでも攻めることができるエペ競技で頭角を現した。1月の「第30回JOCジュニア・オリンピック・カップ(U17)」で全国3位に。4月にブルガリアで開かれた「2023世界ジュニアカデ選手権大会」個人戦では23位と健闘した。
常峰支社長は「大高選手を応援することで地元を元気にしたい。草加市、草加商工会議所と結んでいる連携協定を元に地域のスポーツ文化の振興・発展をサポートし、地域社会の活性化を図っていきたい」と述べた。
大高さんは「オリンピック出場を目指して期待に応えられるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」と、支援に感謝し抱負を語った。
=埼玉新聞2023年5月21日付け10面掲載=
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