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さいたま市南区で親子鉄道まつり

 「夏休みだよ!! 親子で一緒に むさしうらわ鉄道まつり」が26、27日、さいたま市南区の武蔵浦和コミュニティセンターで開催された。埼玉大学と県立越谷総合技術高校の協力を得て、ミニ新幹線の乗車体験、プラレールやNゲージ鉄道模型が展示され、多くの親子連れが訪れた。

 

県立越谷総合技術高校のミニ新幹線に乗車する子どもたち=27日、さいたま市南区の武蔵浦和コミュニティセンター

 

 ミニ新幹線はJR東日本の東北新幹線E4系の縮尺10分の1。越谷総合技術高生が2010年度に製作し、代々引き継がれている。今回は3両編成で、子どもたちを乗せて、会場をゆっくり走行した。
 運転した同校3年の小林利貴さん(18)は「子どもたちが喜んでくれると、自分たちもうれしい」。3年の内山燎さん(18)は、埼大鐡道研究会の会報に、ミニ新幹線の活動報告を寄稿した。「難しかったけど、学校の魅力を再発見できた」と語った。
 2年の中村太智さん(17)は地元の越谷で、同校のミニ新幹線に何度も乗車し、熱望して入学した。「小さい頃はどうやって動いているのかと思っていたけど、内部のモーター、バッテリー、制御基盤を実際に見ることができて、とてもうれしかった」。3年で初めて運転する機会を得るため、「楽しみ。練習を頑張りたい」と話していた。
 市立与野八幡小1年の中西柊斗さん(6)は、ミニ新幹線に2回乗車した。「先頭に乗れて楽しかった。運転士さんになりたくなった」。自分のプラレールを走らせるイベントにも参加し、「速かった」と笑顔だった。

 

=埼玉新聞2023年8月30日付け10面掲載=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ~

創立38年目を迎える電子機械科・情報技術科の工業系、流通経済科・情報処理科の商業系、服飾デザイン科・食物調理科の家庭系の6学科を設置する総合技術高校。校訓「創造・信頼・錬磨」。目指す学校像「チームで働く力を身につけた人間性豊かな産業人材を育成する学校」。課題研究発表会やインターンシップ等の機会を通して、各専門分野で学び実践することで、進路実現ができる学校です。

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