ビジネスプランの作成を通じて、高校生に将来、社会で活躍するための起業家精神や論理的思考、情報収集・分析力などを養ってもらおうと、県、県教育委員会、日本政策金融公庫が主催する「埼玉県渋沢栄一創業プロジェクト・高校生ビジコンカフェ」の発表会が8月27日、さいたま市中央区の新都心ビジネス交流プラザで行われた。
プレゼンを行った参加者たち=8月27日、さいたま市中央区の新都心ビジネス交流プラザ
県内在住・在学の高校、高等専門学校に通う生徒約30人が夏休み期間中の3日間のプログラムでプランを作成し、集大成として11校25人がそれぞれスライドを使って4分間の短いプレゼンテーションでアイデアを発表した。
将来起業してみたいという川口北高校2年の三浦央樹さんは、高校1年生向けの自主学習サポートアプリの開発を考案。「周囲の客観的な目で、連携企業や利用者のメリットがまだ足りないことに気が付いた。年齢の垣根なく、みんな同じ目標に向かって真剣に意見を言い合えて良かった」と話した。
参加した生徒たちは今後、観覧者からのアドバイスや感想を受けて自身のプランを練り直し、今秋に全国の高校・高専生を対象に行われる「高校生ビジネスプラン・グランプリ」にエントリーする。
=埼玉新聞2023年9月1日付け4面掲載=
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