ナシを配布し「事故ナシ」を呼びかけた県立川口青陵高校の(右から)渋谷凛さん、小林葵さん、網野光紗さん=26日午後、川口市戸塚の東川口駅
秋の全国交通安全運動の一環として武南署、県立川口青陵高校の生徒らは26日、東川口駅周辺でナシを配布し、交通事故を起こさない、事故に遭わない「事故ナシ」を呼びかけた。
同署などによると今月25日時点の県内の交通事故による死者は前年同時点比2人増の79人で全国ワースト6位。歩行者や自動二輪車、自転車の事故死者が多いという。
この日は地元の交通安全関係団体が集まり、ナシ250個と啓発品を配布。川口青陵高生徒はパトカー車載マイクで交通安全を訴えたほか、駅利用者らに啓発品を配布し無事故での帰宅を呼びかけた。
活動に参加した同高2年でJRC副部長の渋谷凛さん(17)は「皆さまにご協力いただき、こうした活動が交通事故減少につながれば」と話した。武南署の北嶋貴行交通課長は「夕暮れが早まり、夜間外出の際は反射材を身に着け、事故ナシを合言葉に気を付けていただきたい」と話した。
=埼玉新聞2023年9月29日付け12面掲載=
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