探究活動の発表で交流する生徒=県立児玉高校
島根県立三刀屋高校の2年生約120人が11日、県立児玉高校(中山義治校長、全生徒数475人)を訪れ、両校で取り組んでいる探究活動を発表し、交流した。
児玉高は、旧児玉高と旧児玉白楊高が統合し、本年度から現在の児玉高になった。同校は県教育委員会の県立高校学際的な学び推進事業の指定校で、外部機関との連携を通して地域の課題を見つけ、解決していく育成に取り組んでいる。
児玉白楊高と三刀屋高の前校長同志の交流を機に、修学旅行で東京方面を訪れている三刀屋高が児玉高に立ち寄った。
児玉高で発表会に参加したのは生徒約40人。1年の女子生徒は「児玉高校の歴史の中でよく耳にするのが競進社という名前です。蚕を育てることに非常に特化した造りになっていて、現在でも当時の状態できれいに保存がされています」と発表した。
現在は、建物は残っていないが児玉高校がある児玉地域には雉岡城があり、夜泣き石という石は今でも残っていると説明。埼玉の偉人の一人、塙保己一は本庄市出身で江戸時代後期に活躍した全盲の学者。版木を用いて群書類従666冊をはじめ、さまざまな書物を出版したと話した。
=埼玉新聞2023年10月13日付け13面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ~
旧児玉高校と旧白楊高校が統合され、令和5年度開校しました。普通科・農業科・工業科を併せ持つ地域課題探究型の全日制高校です。学校での学びを地域の課題解決につなげていく「こだま学」を展開していきます。進路実現100%を誇る進路指導、個々の生徒に寄り添った生徒指導・特別支援教育、社会人としての基礎学力・常識の修得を目指す教科指導、各種資格取得に向けた充実した指導・補習、といった特徴を持った公立高校です。
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