小山「8位入賞目標」
谷ケ崎市長を訪問した小山直城(左)=25日午後、日高市役所
15日に行われたパリ五輪日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の男子で優勝し、パリ五輪出場権を獲得した日高市出身の小山直城(ホンダ)=松山高出=が25日、同市役所で谷ケ崎照雄市長に大会結果と五輪内定を報告し、「8位入賞を目指していい報告ができるように頑張りたい」と目標を語った。
小山は日高市の高麗川中から松山高に進学。東農大を経てホンダに入社した。ホンダ入社後の2021年7月に、1万㍍で初めて27分台を出して自己ベストを更新したことがきっかけとなり、トラック競技からマラソンに転向した。
同市出身では初の五輪代表。谷ケ崎市長は「本当にうれしい。体調を整えて悔いのないレースをしてください」と激励した。
その後MGCのレース回顧に花を咲かせ、「(先頭集団にいた)2位の選手と大迫選手はスピードがあるので自分から仕掛けていった」と40㌔手前でトップに立った展開を自ら解説した。競技中にプランを考えることのできるマラソンが自分に合っているという。
来年8月のパリ五輪までに同年1月1日の全日本実業団対抗駅伝と、その後フルマラソンの計2レースを走る予定。初出場となる五輪に向けては「世界との差を縮めたい。駅伝でスピードを強化しながらスタミナもつけたい」とさらなる研さんを積む。
=埼玉新聞2023年10月26日付け11面掲載=
関連記事
サイト内の松山高校の基本情報は→こちら
学校の特徴 ~学校からのメッセージ~
本校は、『文武不岐』を建学の精神とし、比企地区の中心的進学校として多くのすぐれた人材を世に輩出してまいりました。普通科に加え、理数科を設置し現在に至っております。また、令和5年度から第3期スーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、科学系人材の育成にも力を入れています。さらに、特進クラス、土曜授業の実施などにより、ハイレベルな希望実現を目指し、生徒の能力を大きく伸ばす指導に取り組んでまいります。
カテゴリー
よく読まれている記事