銀行×ダンス高校生　金融ワークショップ

グループに分かれてアイデアを考える生徒ら＝４日、さいたま市大宮区

　武蔵野銀行は４日、さいたま市大宮区の同行本店地域創生スペースで県内の高校ダンス部に所属する生徒らを対象に金融経済に関するワークショップを開催した。
　同行では「全ての世代に対する金融経済教育」を持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）宣言に掲げ、昨年から若年層向けに各種セミナーを行っている。今回は隣接の県産業文化センターで来年１月に開催される「ソニックダンスステージ２０２４」との連携事業として出場予定校の県立杉戸高と県立上尾南高の生徒３５人が参加した。
　ワークショップのテーマは「○○○（マル）×ダンスを考えてみよう」。生徒らはダンスと一緒にできるマルに当てはまる行動（行為）を考えた。
　「数学」と掛け合わせた案では苦手な授業も踊ることで楽しくなり、公式なども振り付けのように覚えられるといった意見や「日本文化」とのコラボ案では外国人観光客の増加を背景に日本伝統の踊りを現代のダンス風にアレンジして幅広く日本の魅力を海外に発信するビジネスプランなどが出された。

＝埼玉新聞２０２３年１１月８日付け４面掲載＝