2校合同の迫力ある演技で会場を盛り上げる山村学園高校、山村国際高校のダンス部=所沢市のベルーナドーム
学校法人山村学園(川越市、岡實理事長)は11月14日、所沢市のベルーナドームで学園創立100周年記念祭を開催した。在校生や保護者、来賓、職員約4400人が来場。学園の節目を祝った。
記念祭テーマは「微笑~紡ぎ合う100年の想い~」。式典の中で、学生・生徒実行委員長を務める山村国際高校3年の伊五沢翔さんは、「創立者の山村ふみよ先生の優しく温かな言葉を皆さんに伝えたいと思いテーマを決めた。記念祭に参加した全ての人が、心に残る時間を共有できたら」と語った。記念祭では、山村学園高校、山村国際高校の吹奏楽部、ダンス部、バトン部による華やかな演技が披露された。
両校の野球部の交流試合、大玉送りやクイズなど、在校生参加型の企画も実施。エンディングでは山村学園短大の学生500人による、創立者の山村ふみよの歩んだ道をテーマとしたパフォーマンスを披露。大いに盛り上がりを見せた。
記念祭を企画した山村正己法人本部長は、「学園全体の学生・生徒や全職員が一堂に会するのはこれが初めて。次の100年へ向けて、記念祭のテーマの『微笑』を忘れずに歩んでいきたい」と語った。
同学園は1922年、川越市に開設された裁縫手芸伝習所山村塾から始まり、100年で約5万人の卒業生を輩出した。現在は山村学園短期大学、山村学園高校、山村国際高校の3校に約2400人の学生・生徒が在学している。
=埼玉新聞2023年12月3日付け11面掲載=
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