恩師に2つのメダルを
ボクシングの全日本社会人選手権ミニマム級を制した関優多(左)とライト級で優勝した与座ディシャーンジュニア(提供)
ボクシングの第75回全日本社会人選手権最終日は24日、三重県の四日市市総合体育館で各階級の決勝を行い、男子のミニマム級で関優多(横内住宅設備)=花咲徳栄高出=が、ライト級で与座ディシャーンジュニア(旅行総研西日本)=平成国際大出=がともに初の栄冠を手にした。
決勝では関、与座ともに2ラウンドでRSC勝ちと相手を圧倒。2人の恩師で花咲徳栄高、平成国際大ボクシング部の木庭(こば)浩介監督は「やっぱりうれしい。試合を見てもらえれば、2人の強さが分かる」と誇らしげに活躍を喜んだ。
5歳で競技を始めて以来、初のタイトルを獲得した関は来年1月にプロへの転向を予定。「やっと報われた。プロで世界チャンピオンになりたい」と、この優勝から夢への一歩を踏み出した。
10月の国体でライト級準優勝だった与座も、持ち前の瞬発力とリーチを生かし全国大会初戴冠。「(関と)先生に二つのメダルを見せようと話していた。先生や仲間に支えられ頑張ってこられた」と応援を力にさらなる飛躍を目指すつもりだ。
=埼玉新聞2023年12月25日付け7面掲載=
サイト内の
花咲徳栄高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事