「埼玉グローバル賞」受賞団体の代表者ら=2日午後、さいたま市浦和区の知事公館
県は世界を舞台にしたチャレンジや、地域と世界をつなぐ活動を表彰する「埼玉グローバル賞」3分野の受賞者を決定し、2日に知事公館(さいたま市浦和区)で表彰式を実施した。
受賞はそれぞれ「世界への挑戦」分野・県立狭山工業高校「狭紅茶イベント班」(小玉佳也校長、狭山市)▽「未来への投資」分野・日さく(若林直樹社長、さいたま市大宮区)▽「地域国際化」分野・川島町国際友好プラザ(猪鼻静代表、川島町)となっている。
狭山工業高は狭山茶を使ったオリジナル和紅茶「狭紅茶」の開発に産学官連携で取り組み、国際コンクール入賞を通して、県産品の海外展開に貢献したとして、受賞が決まった。
日さくは世界40カ国以上の開発途上国で地下水開発事業などを展開し、現地で安全な水の供給を担う高い技術力を持った人材の育成に貢献したことが評価された。
川島町国際友好プラザは外国人と日本人が対等な立場でつながれる居場所づくりとして、日本語教室の運営や子ども支援、行政との協働事業を行い、多文化共生の地域づくりに貢献したと認められた。
受賞者は「埼玉親善大使」に委嘱され、世界への埼玉PRに協力する。同賞は2011年度から県全体のグローバル化を図り、世界に開かれた埼玉の発信を目的に毎年開催されている。
=埼玉新聞2024年2月7日付け10面掲載=
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