日頃の成果披露
現役部員も参加
4年ぶりの大会。実力を発揮する小学生選手=東松山市の県立松山高校柔道場
県立松山高校(東松山市松山町)柔道場で11日、同校柔道部OB会が関わる県内柔道団体に所属している小学生の大会が開かれた。15団体、約170人が参加し、日ごろの練習成果を発揮した。
大会は新型コロナウイルスの感染症対策で3年間中止になっていた。4年ぶり20回目になる。同校の創立100周年記念事業も兼ねて行われた。
同校は1923(大正12)年に開校。柔道部は旧制中学からあったという。戦後に一時中断していたが、51年に復活。これまでに700人以上の部員が巣立っている。同校の創立70周年でOB会が発足し、主催する「松柔会柔道大会」を毎年この時期に実施。同校柔道部も関東大会に出場するようになったという。
大会には、現役部員も補助員として参加。各団体の指導者が審判を務めた。試合時間は2分。未来ある選手らは、家族や仲間から「行け行け」「いいぞー」と声援を受けながら、技を披露。顔を真っ赤にして相手選手に向かっていく子、悔し涙を目にためている児童もいた。
大会長でOB会長の村田収さんは「コロナ化で活動を自粛していたにもかかわらず、各団体で頑張っていて感激です」と話していた。
=埼玉新聞2024年2月22日付け23面掲載=
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