三沢小児童と皆野高生徒が協力したジャガイモの種芋植え=14日午後、皆野町三沢
皆野町立三沢小学校(吉田浩校長、児童数24人)の児童が14日、ジャガイモの種芋植えを体験した。県立皆野高校の生徒や地元の運営協議会メンバーの指導を受けながら、学校付近の畑に品種「男爵(だんしゃく)」と「キタアカリ」計10㌔を植え、「大きくなって」と願った。
同校では毎年、総合的な学習の時間にジャガイモを使った体験学習を実施。6月ごろにジャガイモを収穫し、道の駅「みなの」で児童自ら販売したり、近隣の保育園や子ども食堂へ寄付するなどで、地域交流を深めている。
今回、皆野高校の生徒も初参加。特産品の開発に取り組んでいる2年生6人が児童たちと一緒に種芋の切り分け、植え付け作業を行い、畑に笑顔の輪が広がった。
皆野高2年の小池誉比人さん(17)は「みんな積極的に作業に加わってくれて、こっちが元気をもらえた」と話していた。三沢小6年河村陸翔さん(12)は「協力のおかげで、作業スピードが昨年より数倍速かった」と高校生に感謝した。
=埼玉新聞2024年3月18日付け13面掲載=
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秩父地域唯一の商業高校として、地域と連携しながら「校訓(誠実・勤勉・協力・奉仕)の理念の下、地域の活性化に寄与し、地域社会と産業を支える人材を育成する」ことを目指して様々な教育活動を行っています。特に商業科の授業で行われる「ビジネスの力で地域課題の解決に貢献」をコンセプトとした商品開発、販売実習は皆野高校の特徴です。商品開発をはじめ、地域を舞台にした様々な学びから皆高生は力を付けています。
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