景品表示法などについて生徒が学んだ講座=14日午前、狭山市稲荷山2丁目の県立狭山経済高校
景品表示法や不当表示の広告などについて学ぶ講座が14日、狭山市稲荷山2丁目の県立狭山経済高校で開かれ、1・2年生約400人が参加した。NPO法人「埼玉消費者被害をなくす会」(さいたま市浦和区)が実施した。
民法改正に伴い成年年齢が18歳となり、未成年者取消権が認められなくなっている。このタイミングを狙った悪質な消費者トラブルも発生しているという。
講座では消費生活相談員の鎌田伊津子さんが、広告で規制されているものとして「優良誤認」「有利誤認」のケースを紹介。「皆さんも見つけたら情報を提供してほしい」と呼びかけた。
同校の教諭3人は寸劇を披露。「投資でもうけている」などと友人から誘われた19歳の専門学校生が「AI(人工知能)が自動で売買してくれるソフトが入っている」というUSBメモリに50万円を支払った上、友人も失うトラブルを伝えた。
=埼玉新聞2024年3月19日付け10面掲載=
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