ヘルメットの着用を呼びかける警察官や高校生=10日午前7時45分、熊谷市三ケ尻の県立熊谷西高校
熊谷署は10日、毎月10日の「自転車安全利用の日」に合わせ、自転車乗車中の重大交通事故を防止することを目的として、自転車マナーアップ推進校である熊谷市三ケ尻の県立熊谷西高校で、自転車乗用時のヘルメット着用促進活動を行った。
同署によると、管内では昨年、自転車が関係する人身交通事故は84件発生し、1人が死亡。そのうちヘルメットを着用していたのは22人だった。高校生も14人がけがを負い、10人がヘルメットを着用していなかったという。
同校正門付近で同校風紀委員長の3年生鈴木悠太さん(17)が指揮官車に上り、ヘルメットもかぶってマイクを握った。同署署員とともに自転車通学者に対し、「自転車用ヘルメットは交通事故から自分を守ってくれる大切なアイテムで、積極的に着装しましょう。信号を守る、一時停止場所ではしっかり止まる、ながらスマホは絶対にしないなど、交通ルールを守りましょう」と語り、自転車ヘルメットの着用、自転車交通ルールの順守を呼びかけた。
自転車通学者に交通安全啓発品を配布し、県警交通機動隊の白バイ隊員と同署署員が同校周辺道路で自転車通学者の自転車乗車方法を確認しながら指導なども行った。
=埼玉新聞2024年5月11日付け11面掲載=
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