自転車ヘルメットの着用を呼びかけた関根杏華さん(左)と田中聖人署長=29日午後、加須市中央
加須市不動岡の県立不動岡高校(関根憲夫校長)伝統の市中パレードが29日、同市中央の千方神社から母校まで約2・5㌔間で開かれた。第72回学校祭(6月1、2日)のPRと、自転車ヘルメット着用などを呼びかけた。
パレードは1971年から続いている。今回は、生徒299人と加須署(田中聖人署長)の署員など総勢約350人が参加。一日警察署長の同校風紀委員長、関根杏華(ももか)さん(3年生)が「自転車ヘルメット着用宣言」を行った。
パレード実行委員長の川西涼太さん(同)は「昔から続いている伝統行事。精いっぱい、不動岡高をアピールしたい」と話した。田中署長は「自転車に乗る際のヘルメットは大事。埼玉県は装着率がまだまだ低い。ヘルメットは必ず装着してほしい」と訴えた。
パレードは、応援団を先頭に吹奏楽部などが続いた。ヘルメットをかぶり自転車を押す生徒も。そろいのTシャツ姿で「みんなでカチッと!自転車ヘルメット」の横断幕を掲げ、着用をアピールした。パレードの様子をカメラで撮影する市民の姿も目立った。
=埼玉新聞2024年5月31日付け11面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ2024~
令和4年度から、普通科と外国語科を統合し「特色ある普通科」として本校の教育課程が大きく変わりました。一例を挙げると、外国語科でしかできなかった「第2外国語」の授業を誰でも選択・履修可能になりました。また2023年度三菱みらい育成財団による助成対象に本校の「未来探究プログラム」が採択され、生徒の国際的視野・科学的素養を養うため、海外研修や野外実習など多くの課外活動や研修も実施されています。
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