埼玉新聞社 高校受験ナビ

【令和7年度入試】県内公私立高校 学校説明会リポート⑥  昌平高校(杉戸町)

2024年6月13日配信

進路実現を全力でバックアップ

 

 昌平高校の学校説明会に行ってきました。

 

 今年から校長に就任した加藤慎也校長は、就任にあたって「BE SHOHEI」を新たなスローガンとして掲げられました。これには「なりたい自分になる」という意味が込められているそうで、「進路実現に向け全力でバックアップしていく」そんな学校としての意気込みを感じました。

 

 同校の説明会を聞いて感じるのは、進路実現に向けた学校の取り組みが充実しているということです。

 

 同校では従来から行っている「Power English Project」を軸に、一般入試・推薦入試のどちらにも対応できる学習を展開しているとのことでした。

 

 大学の一般入試では、入試における英語の個別試験の代替として英検の資格を利用できることから、英検の取得に力を入れているとのことです。また共通テスト対策としては、情報を2学年にわたり履修したり、地歴公民の選択については、幅広い大学で活用できる選択方法が可能になるようカリキュラムを組むなどの工夫をしているとのことでした。

 

 

 また、従来からある小論文対策やリベラルアーツに加え、データサイエンスの分野と昌平高校が持つIBコースでのノウハウを融合させ、深い思考力・探求力を養成し、推薦型入試に対応できる力をつけていくとのことでした。

 

 こういった学校側が用意する大学受験に向けた取り組みだけでなく、生徒さんたちの自主的な学習への取り組みも盛んなようです。放課後の自習室や質問スペースを活用する生徒さんも多く、自習室は学園全体で毎日400人以上の利用があるとのことでした。

 

 昌平学園は従来から「手をかけ鍛えて送り出す」というスローガンを掲げていますが、学校説明会を聞いていると、この言葉が学校全体を象徴する言葉であることが分かります。

 

 昌平高校の取り組みが気になる方は、ぜひ学校説明会に足を運んでいただき、その取り組みや学校の雰囲気を確かめてみてほしいと思います。(文・根岸孝之)

※このシリーズでは、塾の先生方はじめ教育関係者向けに開催された学校説明会についてレポートします(埼玉新聞社高校受験ナビ編集部)

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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「手をかけ 鍛えて 送り出す」の教職員モットーのもと、「学力」と「人間力」を育成します。生徒がいかに多くの成功体験を持ち、達成感を得られるかを昌平高等学校の教職員はつねに考えています。学習、部活動、文化活動、学校行事など、様々な場面で生徒ひとりひとりに活躍の場を与え、成功に導くことが教職員の使命です。そして、生徒が将来の夢を叶えられるように、進学目標に応じて、教職員は一丸となってサポートしています。

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