西倉西間堂と県立深谷商業高校生徒会が共同開発したかき氷も販売された=深谷市役所西側市民広場
深谷市出身の実業家渋沢栄一の新1万円札が3日に発行されたことを記念し、深谷青年会議所(JC)は13日、イベント「深谷の魅力フェスタ」を市役所西側市民広場で開催した。1万枚の写真でできた栄一のフォトモザイクアート(縦2㍍、横1・5㍍)がお披露目されたほか、同市の菓子店西倉西間堂と県立深谷商業高校生徒会が共同開発したかき氷も販売され、大勢の来場者でにぎわいを見せた。
渋沢栄一のフォトモザイクアートを披露した(右から)西田彬宏委員長、久保田祥広理事長、小島進市長、ふっかちゃん=深谷市役所西側市民広場
フォトモザイクアートは栄一の肖像画を基に、市民や深谷にゆかりのある人など1万枚の写真で構成され、市役所1階で1年にわたって展示される予定。担当した同JC社会開発委員会の西田彬宏委員長(37)は「制作期間は約2カ月で大変だったが、やって良かった」と語った。
西倉西間堂と同校は4年前に栄一が愛したオートミールを使ったクッキーを共同開発。新紙幣発行に向けて再びタッグを組み、先輩が商品化したオートミールクッキーを使ったコラボ商品を手がけた。「渋沢栄一が愛したオートミールを使ったイチゴのかき氷」(600円)に加え、名産のブロッコリーなどを使った「深谷野菜サラダ氷」(500円)も販売した。
会場では深谷の魅力ある飲食店や高校が集合し、飲食販売やミニ文化祭を実施。ライブパフォーマンスや藍染めカラーファッションショーなども行われた。
同JCの久保田祥広理事長(39)は「深谷は栄一翁以外の魅力もたくさんあふれているまち。多くの魅力を感じて、深谷に愛着を持ってもらえれば」と話していた。
=埼玉新聞2024年7月14日付け13面掲載=
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