当時の思い出を話す歴代監督ら=24日、川越市新富町の川越プリンスホテル
今年で創部50周年を迎えた県立所沢北高校野球部の記念式典が24日、川越市の川越プリンスホテルで開かれた。同校OBや歴代監督など約130人が出席し、式典を盛り上げた。
同部は、1974(昭和49)年に発足し、これまでに800人を超える部員が所属してきた。創部50周年記念事業実行委員会は、OB会により2年前に設置され、記念誌の発刊や野球部への道具の寄贈などの事業を行ってきた。OB会の野球チームは過去には県代表としてマスターズ甲子園全国大会出場の実績を持つ。
オープニングセレモニーでは同校チアダンス部OGチームで、全米大会優勝の実績を持つCHEEKYSによる華やかなパフォーマンスが披露された。
同校野球部OB会長の上原隆夫氏は「私たちOB会の活動目的はOB同士の親睦を図ることはもちろん、第一は現役野球部員への応援や支援。今年から大会で採用された低反発の金属バットやバッティングマシンなどを寄贈させていただいた。この式典では各世代の野球部OBが集まっているので現役時代を思い出しながら大いに語らい、交流を深めてもらいたい」とあいさつした。
現在の同校野球部監督の浅見哲也氏は「昨年11月に所沢航空記念公園野球場で行われた現役チーム対OBの皆さまの戦いを見て、諦めず必死に白球に食らいついていく姿にトコキタ魂を感じました。この伝統を受け継いでいる野球部を指導できることに感謝しております」と述べた。
その後は歴代監督によるトークショーも行われ、思い出話に花を咲かせていた。
=埼玉新聞 2024年8月29日付け11面掲載=
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