ドライバーに「無事カエル」のマスコットを手渡す不動岡高校の生徒=24日午後、加須市不動岡
加須市不動岡の県立不動岡高校(関根憲夫校長)の1年生30人が24日、加須署前の国道125号沿いで、ドライバーに「無事帰る」の願いを込めた交通安全マスコット「無事カエル」を手渡した。36年間続く同校の伝統行事。ドライバーから「ありがとう」の声が寄せられた。
無事カエルはフェルト製のかわいいカエルで、大きな目と笑顔、リボンが特徴。同校はこれまで、1年生を中心に家庭科の授業で製作してきた。今回は家庭科担当の登坂佳寿子教諭の指導で作り、約300個を用意した。
加須署員が通行する車を停めて、生徒たちが手渡した。ドライバーに、「不動岡高校です。私たちが作った無事カエルです。運転に気を付けて無事に帰ってください」などと声をかけた。加須署提供の交通安全啓発品も渡した。
風紀委員長で1年生の大沢実和さんは「交通安全マスコットの『無事カエル』を作るのは、結構大変。交通安全の願いを込めて手縫いした」と話した。
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手作りお守り入りの啓発品を配布する皆野高生=25日午後1時ごろ、皆野町下田野の秩父やまなみ街道料金所前
秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、県立皆野高校の生徒会4人が25日、同町下田野の秩父やまなみ街道(国道140号皆野寄居有料道路)料金所前で、交通安全お守り入りの啓発品をドライバーに配布した。
春と秋の交通安全週間に併せて毎年実施する、県道路公社皆野寄居有料道路管理事務所との地域連携の取り組みで、今年で10年目を迎えた。同校生徒全員がこの日のために、ビーズを連ねたストラップ型のお守り200個を手作りした。
キャンペーンは、秩父・寄居署員と地元の交通安全団体が協力。生徒たちはドライバーに安全確認や規制速度順守を呼びかけながら、お守りを手渡した。
生徒会長で3年生の小池誉比人さん(18)は「ビーズを糸に通す作業が大変だった。生徒みんなの思いがドライバーに伝わってほしい」と話していた。
=埼玉新聞2024年9月26日付け11面、27日付け9面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ2024~
令和4年度から、普通科と外国語科を統合し「特色ある普通科」として本校の教育課程が大きく変わりました。一例を挙げると、外国語科でしかできなかった「第2外国語」の授業を誰でも選択・履修可能になりました。また2023年度三菱みらい育成財団による助成対象に本校の「未来探究プログラム」が採択され、生徒の国際的視野・科学的素養を養うため、海外研修や野外実習など多くの課外活動や研修も実施されています。
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