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全国高校駅伝県予選 きょう熊谷で号砲

男子67校、女子39校が熱走

 男子第75回、女子第36回全国高校駅伝県予選(埼玉新聞社など後援)は30日、男子67校、女子39校が参加して開催される。熊谷スポーツ文化公園陸上競技場および周辺の特設コース(男子=7区間42.195㌔、女子=5区間21.0975㌔)で行われ、号砲は男子午前10時、女子午後1時30分。男女ともに優勝校が全国高校駅伝(12月22日・京都)、上位6校が関東高校駅伝(11月16日・群馬)の出場権を獲得する。全国の切符を懸けた熱戦の見どころを探った。

 

男子

埼玉栄 8連覇へリード

 男子は埼玉栄が総合力で一歩リードし、8連覇を視野に入れる。選手層の厚い武蔵越生が対抗馬筆頭。花咲徳栄東農大三も上位進出を狙う。
 埼玉栄は昨年の全国高校駅伝で5位入賞のメンバーである岸本がエースに成長。前回大会では4区(8・0975㌔)で24分5秒の区間新を記録し、ロードの強さを証明した。三井、井上ら実力者のほか4人がエントリーした1年にも注目だ。
 武蔵越生は前回準優勝の経験者が5人残り雪辱に燃える。神田晴を筆頭に登録メンバー6人が5000㍍14分台の記録を持つ盤石の布陣で勝負。中盤の3、4区で、前回大会で埼玉栄につけられた4分以上の差を埋められるかが鍵になりそうだ。
 花咲徳栄は主将西沢ら3年を中心につなぐ駅伝で上位進出をうかがう。今夏の全国高校総体で800㍍6位入賞の関がチームを引っ張る東農大三、安定感のある西武文理や2年連続関東大会出場を目指す春日部も侮れない存在だ。

 

女子

埼玉栄と昌平 王座争う

 女子は2連覇を目指す埼玉栄と王座奪還に燃える昌平が優勝争いを演じそうだ。前回準優勝の坂戸西を筆頭に熾烈(しれつ)な関東大会の出場権争いも注目される。
 埼玉栄は全5区間で区間賞を記録した前回大会メンバーが4人残る強力な布陣で臨む。1区を走ったエース福山は9月に3000㍍9分15秒90の自己新を記録し、成長著しい。登録メンバーの8人全員が9分台の記録を持ち総合力は抜けている。
 2年ぶりの栄冠を狙う昌平はチーム随一の走力を持つ成瀬が大黒柱。これまで2年連続で1区を担った実力者は6月の北関東大会で3000㍍9分26秒84の自己新をマークするなど上昇一途だ。同じく前回大会を経験する高須、横山が支える。
 坂戸西は主力選手4人が抜け、唯一の前回メンバー竹中が主将としてチームをけん引する。1、2年を中心に挑むフレッシュな本庄東のほか、前半に自信を持つ本庄第一市浦和川口市立春日部女と上位争いは混戦だ。

 

=埼玉新聞2024年10月30日付け15面掲載=

 

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