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県教委と日本工業大が協定 産業人材の育成推進

包括連携協定を締結した日吉亨県教育長(右から3人目)と竹内貞雄日本工業大学学長(同4人目)=25日午後、県庁

 

 県教育委員会(日吉亨教育長)と日本工業大学(竹内貞雄学長=宮代町)は25日、産業人材育成など個性豊かな教育活動の推進を目的とした包括連携に関わる協定を締結した。県教委が同大学と協定を結ぶのは初めて。
 協定は▽県立高校の生徒や教職員に対しての特別講義に関する事項▽県立高校および大学の生徒・学生・教職員の交流に関する事項▽教職員の研修に関する事項▽生徒の専門的な実習に関する事項▽その他、産業人材や理系人材の育成のために必要と認める事項―の5項目。有効期間は2027年3月31日までで、期間満了の1カ月前に解除の申し出がない場合は、さらに1年延長する。
 今後は、県教委と同大学の意見交流会や県公立高校との間での相互研修、大学施設の利用などを想定。県公立高校での教科横断的な学習に同大学の専門知識を活用することや、教職希望の学生の意欲促進など相互に有益な教育活動の提供を図る。また、高校教育の現状や大学での専門的学習の魅力を周知するため、生徒・学生・教職員の交流を進める。
 同大学はこれまでも、工業科の生徒に向けた学習セミナーの実施や、文部科学省が取り組むデジタルトランスフォーメーション(DX)加速化推進事業「DXハイスクール」の一環で、県立杉戸高校などに講師を派遣し出前授業を行ってきた。
 竹内学長は「埼玉の次の時代を担う産業人材などの育成に向けて、具体的な取り組みを推進し貢献していきたい」と述べた。

 

=埼玉新聞2024年11月27日付け10面掲載=

 

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【躍動・敬愛・誠心】の校訓のもと、新しい取り組みを続ける。授業は55分カセット方式で、土曜授業なしで週33単位を確保。教育課程は大学受験対応。入学直後に2日間行う「スタートアッププログラム」で、高校の深い学びへの意識改革を実施。特に2日目の「英語しか使えない杉戸高校」は、世界各国より外国人講師40名以上を集め、異文化理解とコミュニケーション能力の向上で人気。SDGs探求も奥が深く、楽しい。令和7年度入学生からは、生徒会役員が長年かけてデザインした新制服となりますので、ご期待ください。

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