憧れの先輩と交流
小学生にピッチングを教える昌平高校野球部の選手たち=22日午前、宮代町総合運動公園野球場
杉戸町の昌平高校野球部は21、22日、小学生を対象に初の野球教室を開催した。今夏の埼玉大会準優勝校の選手たちから野球を教わろうと、2日間で近隣地域の少年野球チームなど約200人の小学生が参加し、高校生との交流を楽しんだ。
教室では打撃、投球、守備などに分かれて高校生が優しく野球を教えた。同校の桜井ユウヤ主将は「伝え方が難しかった。想像以上に憧れてくれていて、応援に応えたいと思ったし背中を押された」と小学生から力をもらった様子だった。
同校OBの岩崎優一監督は、野球人口の減少を受け「一人でも将来、高校野球をやりたいと思う子が増えたらうれしい。小さな町にある学校なので、少しでも地域貢献ができればと思う」と教室開催の狙いを語った。
閉校式で感謝の言葉を述べた蓮田南少年野球クラブの三枝直登主将(小6)は、「全員上手で細かいところまで教えてくれた。教わったことを自分のものにしたい」と今後に生かすつもりだ。
選手から帽子にサインをもらった久喜・青葉エンゼルスの村竹奏祐主将(小5)は「お兄さんたちと野球ができて楽しかった。いつか自分もホームランを打ってみたい」と憧れの存在を見つけ、うれしそうに野球教室を振り返った。
=埼玉新聞2024年12月23日付け7面掲載=
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