川口市長に日本一報告
「スポGOMI甲子園」で優勝した川口工業高校掃除部の(右から)浅見勇斗さん、吉田広葉さん、鈴木薫さん=16日午後、川口市役所
2024年12月に行われた「スポGOMI甲子園」で全国優勝した県立川口工業高校掃除部員らが16日、川口市役所を訪れ、奥ノ木信夫市長に日本一を報告した。
海と日本プロジェクト「スポGOMI甲子園」は19年に始まった、高校生が決められたエリアでごみ拾いを競い合い、日本一を決める大会。24年12月1日、千葉大学墨田サテライトキャンパス(東京都墨田区)で行われた第6回大会には、全国40都道府県の41チーム123人が参加し、「川口工業高等学校掃除部クリーンLV2」は、同校として2年ぶり3度目の優勝を飾った。
競技は1チーム3人で競技時間は60分。ごみの質や量を競う「地球に最もやさしいスポーツ」とされ、体力やごみを集めるための器具の工夫などもポイントになるという。
市役所には同校電気科3年で掃除部部長の吉田広葉さん、機械科3年の浅見勇斗さん、情報通信科1年の鈴木薫さんらが訪問。狭い場所のごみをかき出すために、自在に伸縮する棒やペットボトル、ごみ袋をつり上げるひもなど、手製の道具を示し、日本一を報告した。
吉田さんは「日常的に清掃をしているとごみが目につき、どこにあるかが分かるようになる。器具の工夫も工業高校ならでは。チーム一丸となって勝利をつかむことができた」と笑顔で振り返った。
=埼玉新聞2025年1月18日付け10面掲載=
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