ラリードライバー新井さん世界ラリー選手権参戦

「本庄の良さを発信」

　本庄市在住のラリードライバー、新井大輝さん（２９）が、愛知県と岐阜県を会場に１０～１３日に開催するラリー最高峰の一つ、世界ラリー選手権（ＷＲＣ）の日本ラウンド「フォーラムエイト・ラリージャパン２０２２」に参戦する。１０月２６日、本庄市役所を訪れ、吉田信解市長に報告した。

本庄市のマスコット「はにぽん」のステッカーを手にする吉田信解市長と新井大輝さん（右）＝２６日、本庄市役所

　新井さんは群馬県伊勢崎市出身。本庄市内にある本庄東高校を卒業、昨年２月から本庄に住んでいる。これまでの成績として、２０１７年ポルトガル選手権で優勝、２０年全日本ラリー選手権でチャンピオンも獲得。父親の敏弘さん（５５）もラリードライバーで、国内外のラリー選手権で活躍している。
　国内で開催するのは今回１２年ぶり。大輝さんは「アヘッド　ジャパン　レーシング　チーム」所属で、２輪駆動の最速を争うＲＡＬＬＹ（ラリー）４に参戦する。敏弘さんも違うクラスで走りを見せる。
　大輝さんは「この機会を生かして本庄市と盛り上げ、本庄の良さを発信したい」と力を込めた。

＝埼玉新聞２０２２年１１月４日付け５面掲載＝