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全国高校総体 400㍍障害 潜在能力発揮し2冠-埼玉栄高校

タネル400㍍障害V
400㍍リレーで大宮東4位

  全国高校総合体育大会(インターハイ)第6日は30日、福井県営陸上競技場などで行われ、陸上女子400㍍障害はタネル舞璃乃(埼玉栄)が57秒98で制し、400㍍との2冠を達成した。女子400㍍リレーで大宮東(土田涼夏、山崎結子、篠かれん、山内そよ)が46秒44で4位入賞。女子走り幅跳びは橋本結空(国際学院)が5㍍96で5位に入った。

 

潜在能力発揮し2冠

女子400㍍障害決勝 57秒98の自己新で初優勝した埼玉栄・タネル舞璃乃=福井県営陸上競技場

 

  福井の地でも、タネルの走りが華々しく咲き誇った。400㍍障害を自己ベストの57秒98で制し、28日に優勝した400㍍との2冠に輝いた。タネルは「2冠は目標にしていたが、驚きとうれしさでいっぱい。支えてくれた方々に感謝したい」。流れる大粒の汗を気にも留めず、最高の笑顔を見せた。
 午前中に行われた準決勝で早くも自らの記録超え。「準決勝で58秒台が出て自信につながった」と自己記録の58秒97でトップ通過。レース前のイメージを大事にするタネルにとっては、勢いに乗るきっかけとなった。
 迎えた決勝は、400㍍でも接戦を演じた400㍍障害全国高校ランキング1位の河内瀬桜(東大阪大敬愛)が最大のライバル。「意識していないと言ったらうそになるが、なるべく気にしなかった」と冷静にスタートラインに立った。 準決勝と同じ4レーンからスタートを切ると、スプリント力を生かし、加速して先頭へ。最後は迫ってくる河内の影を感じながらも「9台目のハードルを跳んだあたりでいけるかも」と手応え。ゴールを先頭で駆け抜ける瞬間まで油断せず、勝利を確信すると両手を空へ突き上げた。
 約半年の経験しかない400㍍障害で、全国女王になるまでに急成長を遂げた。「課題を修正して記録を伸ばすのが楽しい」と、同競技での充実ぶりを口にした。清田監督も「条件は良くなかったが、想像以上の走りを見せてくれた」と潜在能力の高さに舌を巻いた。
 「高校日本一」の称号を手に入れ、次なるステップは日本トップクラスの舞台へと移す。「もう一つ国体でも結果を出して、大人の大会でも戦えるようにしたい」。埼玉栄のオレンジ色のユニホームで培った自信を胸に、世界へ羽ばたくための挑戦へと歩を進める。

=埼玉新聞2021年7月31日付け7面掲載=

 

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