県立川口高校(川口市新井宿、浅見晃弘校長)の書道部がJR川口駅東口のキュポ・ラ広場で「~第20回記念~川高書展」を開催し、多くの通行人を魅了した。
パフォーマンスを終え、観衆の拍手に応える県立川口高校の書道部員たち
広場では臨書・創作作品のパネルが展示されたほか、「努力の証」をテーマに部員14人による書道パフォーマンスを4曲披露。同展は3年生の卒業パフォーマンスも兼ねており、最後の4曲目は3年生7人がこれまでの思いを胸に全力で筆を振り下ろした。
部長の大塚陽菜さんは「困難な状況を乗り越えられた中で感じた思いを表現し、部員全員で今まで一生懸命行ってきた練習の成果を発揮できればと、このテーマにした。パフォーマンス中は、みんなと過ごした楽しかったこと、つらかったこと、すべての記憶がよみがえってきたし、かけがえのない仲間と出会えて本当に良かった」と感無量の様子。
見守った同部顧問の知見侑紀教諭は「誰一人欠けることなく、3年生最後の集大成となる書道パフォーマンスが無事に終わって良かった。初めてパフォーマンスを見た方も多いと思うが、普段の勉強の延長線上で書道に情熱を注ぐ高校生がたくさんいることを知ってもらえれば」と話していた。
=埼玉新聞2022年10月13日付け10面掲載=
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