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春季高校野球関東大会 昌平4強ならず

東海大菅生に2-3で惜敗

(20日・上毛新聞敷島)

 第3日は準々決勝2試合を行い、昌平は東海大菅生(東京2位)に2―3で競り負け、初の関東4強を逃した。
 昌平は一回に2点を先制されると、六回には押し出しで1点を献上した。攻めては打線のつながりを欠き、相手左腕の前に八回まで無得点。九回に1死満塁から園田の四球と、佐久間の遊ゴロで1点差に迫ったが反撃もここまでだった。

 第4日は21日、上毛新聞敷島で準々決勝の残り2試合を実施。埼玉県勢の花咲徳栄が23年ぶりの春の関東4強入りを懸けて、帝京(東京1位)と争う(10時)。

 

 打線のつながりを欠いた昌平は、東海大菅生に競り負けた。
 昌平は先発江原が一回に2失点。その後立ち直ったかに見えたが、六回に突如制球を乱し、四つの四球を与え1点を失った。打線は相手左腕を打ちあぐね八回まで散発の3安打。九回1死満塁から園田の四球と佐久間の遊ゴロで2点をかえしたが、あと一歩及ばなかった。

 

接戦通じ課題浮上

昌平―東海大菅生 6回表東海大菅生2死満塁、四球で3点目を与えた先発江原(中央)がエース石井(右)にマウンドを託す

 

 昌平は終盤に追い上げたものの1点届かず、2年連続で4強の壁に跳ね返された。岩崎監督は「序盤に攻めあぐねたのが反省点。夏までに勝負どころで結果を出せる準備と覚悟を決めたい」と散発4安打と沈黙した打線の出来を悔いた。
 「なんとなく振ってしまって、どこかで大きく変えないといけなかった」と主将の畑田。相手左腕のスライダーに手を焼き、最後まで攻略の糸口を見いだせなかった。九回にようやく1死満塁の好機を築き、園田の四球と佐久間の遊ゴロで2点を挙げたが反撃もここまでだった。
 公式戦初先発の江原は5回?を3失点と試合をつくった。ただ、一回に四球で出した走者を適時打でかえされ、六回には4四球で1点を献上。課題が明らかとなり、「真っすぐが外に外れて、いつもはない感覚。対処する手札がなかったのが実力不足」と下を向いた。
 県と関東大会の計6試合で56安打34得点の自慢の打力が影を潜めた。「ヒットが出ないときにどう攻撃ができるか、引き出しを増やさなければいけない」と畑田。夏までにもう一段階、成長を遂げたい。

 

チームを鼓舞 攻守に存在感
佐久間

 1―3と後がない九回1死満塁から遊ゴロで1点を加えた佐久間だったが「低い打球で左中間を抜きたかったが内側を差し込まれてしまった」と悔しそうな顔を見せた。
 県大会での二塁手としての守備を評価され関東で初のスタメン入り。一、二塁間を抜けそうな打球を的確にさばき、周りの士気を上げた。攻守で存在感を見せた佐久間は「守備はどこまでも追求して、もっとうまくなりたい。打席でもミスをなくして勝てるようにしたい」と、背番号4を誰にも渡すつもりはない。

 

=埼玉新聞2024年5月21日付け7面掲載=

 

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