第106回全国高校野球選手権大会(7~23日・甲子園)の組み合わせ抽選会は4日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、5年ぶり8度目の出場となる花咲徳栄は大会第3日の9日、第1試合(午前8時開始予定)でノーシードから新潟県大会を勝ち上がった初出場の新潟産大付と1回戦でぶつかる。
抽選会では事前に決めた予備抽選番号順でくじ引きを実施。花咲徳栄の生田目奏主将が32番目に7Aのくじを引き、新潟産大付の隣に入った。
生田目主将は「相手も力があるなと感じている。自分たちも初戦に100%の力が出せるように調整していきたい」と気を引き締めた。同校は県勢として初の選手権大会優勝を果たした2017年以来、7年ぶり2度目の頂点を目指す。
「全員が力出し切る」
埼玉代表の花咲徳栄は、大会第3日の9日、第1試合(8時開始予定)で初出場の新潟産大付と対戦することが決まった。岩井監督は朝日新聞社の代表取材で「5年ぶりなので、一瞬一瞬大事にやるだけ。そつなく、まずはしっかり守ることから」と気を引き締めた。
新潟産大付は、ノーシードから新潟大会を勝ち上がった勢い十分の相手。花咲徳栄は確実に芯に当てる打撃を武器につながりのある打線で秋、春、夏と埼玉3冠を達成した自信を胸に挑む。
チームは2日に関西入り。抽選会が行われた4日の午前中には約15分の甲子園練習を行い、球場の雰囲気を味わった。大舞台ではバッテリーを中心とした守りから流れをつかみ、足を絡めた持ち前の攻撃力をいかんなく発揮するつもりだ。
2017年、県勢として初めて深紅の大優勝旗を埼玉の地に持ち帰って以来、7年ぶりの優勝がかかる。主将の生田目は「目標は掲げずに一試合一試合、目の前の試合で全員が力を出し切れるように準備したい」と、初戦に向けて闘志を燃やした。
=埼玉新聞2024年8月5日付け1、5面掲載=
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